昔、体育会系の人たちにコミュ力不足を説教された思い出

大学生のときの思い出をちょっと書かせて頂きます。
できるだけ、フェアに書きたいのですが、、、きっと無理でしょう。いまでも時々思い出して、今の自分だったらどうやって彼らに言い返すだろうと考えてしまいます。

ソフトテニス歴は中学3年間と大学3年間で、高校のときはブラックな私立進学校に通っていたためやっていませんでした。大学のテニス部は僕と同じ中学からの復帰組みばかりで弱小チームでした。他の大学はバリバリの選手ばかり、試合では普通に負けるばかりでなく、何度か屈辱的な経験をしました。(ソフトテニスは一部では、野次が飛んだり舐めたプレイをされたりと非常にマナーが悪く、嫌な思いをすることが多いです。)

大学の4年生の頃、大学の部活を辞めて奈良県にある社会人ソフトテニスのクラブに入りました。
前述したとおりソフトテニスにおける人間関係に少々トラウマがあり、また他のメンバーのうまさに圧倒されて非常に萎縮したなかでクラブに参加していました。それに加え、メンバーの方々は所謂「リア充」らしい兄さん姉さんたち。
僕は所謂「童貞オタク」であり、なんとか自分の立ち位置を得ようとしゃべってみるも空回り、アドバイスをもらって内心では知識を得てうれしく思っていても会話の反応速度が遅く、少々ギクシャクしながら教えてもらっていました。

ある日の練習後、ご家族(父・母・娘・娘の夫)で参加されている方の家に招待されて他のメンバーを含めて食事をしました。鍋をご馳走になっていました。私の分のおかわりを小皿にとってくれようとしたお姉さんが「しゃんしゃん君、いる?」と聞いてくれました。僕は恐縮した感じで「あ、、いいです。」と言いました。
その後他の人が遠慮するときに「あ、私はいいです。ありがとうございます」と言っていたのを聞いて、うまくお礼言いながら遠慮できなかったなと内心反省していました。
なんとなく僕が彼女を作ったことがないことが話題に上がりなぜ作らないのかと聞かれました。コンプレックスであったため、受け答えはだいぶ拗ねていたと思います。皆さんに僕の様子がどう写っていたかわかりませんが、いろんなことが引っかかったのだと思います。気づけば説教が始まっていました。いわれたことは下記のような内容でした。
 ・大学は同じようなタイプの人しかいない
 ・社会は大学のようにいかない
 ・起業するならともかく、会社でやっていくならいろんな人と付き合わ
  ないといけない。
 ・自分は上司に怒鳴られたりした、それにちゃんと我慢できるか
自分が受け取ったメッセージはこうです。「お前は狭い世界に生きている。お前はコミュニケーション能力が足りない。」
私は泣きそうになりながらなんとかうなずいて聞いていました。今までの自分をすべて否定された気持ちになって、とても苦しかったです。
帰りはご家族の娘夫婦に来るまで送ってもらいました。ご主人が「いやあ、だいぶ説教されたなあ」と声をかけてくれました。僕は精一杯歯を食いしばって「色々教えて頂きました。」と言いました。

特に結論のない話を書いてしまいました。また考えたことをまとめて書きたいと思います。似たような経験をした方いらっしゃったらご意見いただければ幸いです。