昔、体育会系の人たちにコミュ力不足を説教された思い出(続き)

https://syannsyann.hatenablog.jp/entry/2019/05/23/223236

昨日書いた上の記事の続きを書かせて頂きます。

その後もクラブに参加

お説教された後もクラブに参加していました。これでやめたらコミュ力不足だと思われるのが嫌で。。。今思えばあまりいい選択じゃなかったのかなと思いました。
ちょっとずつメンバーと打ち解けてきたものの・・・シンプルに楽しくなかったです。理由は簡単で、彼らの面白いと思って話している内容が僕にとってはつまらなかったからです。だって彼らこないだ友達とご飯行ったとか、合コンぽいお泊り会に今度いくとか、事実を並べ立てるんですもの。それで何がおもろかったとか言ってくれません。
でも彼らはそれで子一時間会話できるのです。すごいことだと思いました。

別クラブに移動し、彼らの粗探しをする

クラブは20~30代の若手グループと40~のベテラングループで分かれていました。僕は大学生だったので自然と若手グループ。そこでお説教を受けました。
若手グループはやはり居心地悪かったので、レベルが高くてついていけないことを理由にベテラングループに移動しました。
ベテラングループは穏やかで会話のテンポも自分に合っていました。きっと合っていたと言うより、皆さんが僕に合わせてくれるくらい優しかったのでしょう。
ただずっと若手グループに対してモヤモヤする気持ちがありました。彼らは人のことをえらそうに言えるような人間じゃないと思いたくて仕方ありませんでした。
ある日ベテラングループの人が話しました。「若手の人らはなんかみんなで固まっているから入っていきづらいねー」
なんだ他の人だってちょっと思うところがあるんだ。

粗探し本格化

粗探しがとまりません。
彼らは示し合わせたように同じ日しか練習に来ません。週末は必ず練習があります。僕は毎週来ていましたが、彼らは来ないときは全員来ないです。来るときは全員で来ます。一人で来れないんですよ彼らは。別にふらっと一人で来てベテランの方と練習すればいいのに。全然他人にオープンじゃないし。コミュ力ないのかよ。
あと説教のときもおかしい点が見つかりました。まずよく考えたら草食化だなんだと言われてる昨今、彼女いるいないをがつがつ聞いてくる、詮索してくるというのはちょっと・・・。ましてや彼らは20代の若手です。会社のセクハラおじさんじゃありません。
あと大学の環境への偏見もそうです。僕がどんな人と普段触れ合ってて、どんなコミュニティに参加してて、何を学んでいるか、何が趣味か彼らは全く聞きません。聞く必要がないのです。彼らの中では僕は狭い世界にいる人に決まってますから。実際狭かったのですが・・・苦笑

自省

ベテラングループの人の言葉で抑えていた不満がブワっと出てきました。他の人に同じようなことを言ってもらえないと自分の考えに自身を持てず、心の奥に閉じ込めていました。情けないことです。これは反省点だと思いました。
若手のヤダ味が文章で伝わってるかわかりませんが、あのグループに属していてずっと我慢して過ごすのは今から振り返っても正解でなかったと断言できます。違和感は納得いくまでちゃんと向き合わないと不健康だなと思いました。
また実際自分のコミュ力の無さについては素直に反省しないとなと思いました。29才になった今でもまだ反省しきれていませんが苦笑 

合わないものは合わないで良いや

いまでも迷うときがあります。ベテラングループのように優しい方に触れると本当に救われますが、それでいいのだろうか。自分に都合の悪いもの(若手)を排除してないか、みたいなことを考えてしまいます。
だた最近すこしずつ考えが変わってきました。人は基本都合の悪いものは見たくないし、都合悪いものまでがんばって見て、フラットになろうとできるほど自分はすごくないと思えてきました。だから合わない自分を責めることを少しずつやめて来れていると思います。
今なら若手グループと仲良くできるでしょうか。めんどくさい自分を受け入れてくれる彼女もいるし。つまんないこと言ってきても今なら上手く返しつつ、嫌なこと言ってきてもすっとかわせるかもしれません。でもきっと後で彼女に悪口言うでしょう。「あいつら相変わらずおもんない話してたー笑」